2020年3月17日火曜日

渋谷にあった一坪洋古書店


再開発でSHIBUYA109ができるまで、あの辺りは細い路地が入り組み道沿いに小さなお店が密集していた。その一角に洋書専門の古書店があった。店主のお名前は石井さんであった。WEBで遊んでいてこの石井さんの古書店のことが、週刊朝日 19739月号、34頁.「まだつづいていたGI相手の洋書古本屋さん」で紹介されていることを知った。国会図書館で当該頁を複写してもらい、記事を読んでみたところ店名が「出光書店」であること、年齢が58歳(当時)であったことを知った。私が初めてこの古書店を訪ねたころは50zを初めて知った。

週刊朝日 19739月号、34頁.「まだつづいていたGI相手の洋書古本屋さん」より
店名は 出光書店
敗戦まもなく占領軍のGI相手に商売を始める
店主は58歳の石井さん


昭和45年(1970年)ごろ姉に教えてもらって初めて訪問、その頃は海外のオートバイ雑誌、アマチュア無線雑誌を探しに通いました。狭い店内に洋書が山積み状態、探し物を一冊一冊ひっくり返しながら探しても文句は言われませんでした。通い続けるうちにインスタントコーヒーをご馳走になりながら長時間おしゃべりするようになり、

2020年3月16日月曜日

永井康夫 ; 山田耕嗣

雑誌 アイエー出版, 1965-01 <Z16-286>
RNER/ / 15~ (0008.jp2)トピックス:パリから日本語でテスト放送!/永井康夫 ; 山田耕嗣 / 15~ (0008.jp2)受信証あつめアレコレ/国分久 / 16~ (0009.jp2)世界

きのこ アルス科学写真叢書 全2冊

きのこ アルス科学写真叢書 全2冊



  • 著者小林義雄 加藤邦三
  • 出版社アルス
  • 刊行年昭和8年
  • 冊数2冊

2020年3月15日日曜日

谷崎潤一郎 鴨東綺譚 週刊新潮連載中止小説


瀬戸内晴美随筆選集一 文学・自分への問い、河出書房新社、昭和504月初版 に収録されている「一つ屋根の下の文豪」、初出は「風景 昭和四十一年五・六月号」、に谷崎潤一郎が週刊誌に連載をはじめた小説が小説のモデルからの苦情で中断されたことが書かれている。瀬戸内氏はモデルをY氏として実名を出されなかった。

そこで小谷野敦(著)谷崎潤一郎 堂々たる人生、中央公論新社、2006年6月で調べてみたところ336頁に、週間新潮の創刊号から連載をはじめた「鴨東綺談」がその小説で、モデルとされたのは市田ヤエであると書かれていた。