再開発でSHIBUYA109ができるまで、あの辺りは細い路地が入り組み道沿いに小さなお店が密集していた。その一角に洋書専門の古書店があった。店主のお名前は石井さんであった。WEBで遊んでいてこの石井さんの古書店のことが、週刊朝日 1973年9月号、34頁.「まだつづいていたGI相手の洋書古本屋さん」で紹介されていることを知った。国会図書館で当該頁を複写してもらい、記事を読んでみたところ店名が「出光書店」であること、年齢が58歳(当時)であったことを知った。私が初めてこの古書店を訪ねたころは50歳zを初めて知った。
週刊朝日 1973年9月号、34頁.「まだつづいていたGI相手の洋書古本屋さん」より
店名は 出光書店
敗戦まもなく占領軍のGI相手に商売を始める
店主は58歳の石井さん
昭和45年(1970年)ごろ姉に教えてもらって初めて訪問、その頃は海外のオートバイ雑誌、アマチュア無線雑誌を探しに通いました。狭い店内に洋書が山積み状態、探し物を一冊一冊ひっくり返しながら探しても文句は言われませんでした。通い続けるうちにインスタントコーヒーをご馳走になりながら長時間おしゃべりするようになり、